「障がい者の働くを考える」
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10月6日の午後、5回目となる就労講演会「障害者の“働く”を考える」を開催しました。今回はお隣の千葉県 我孫子市の障害者就労支援センターでジョブコーチとしても利用者の方を支援しておられる主任福祉主事 薮野幸代 さんに「障害者が安心して働くために〜我孫子市の取り組みについて〜」というテーマでお話しいただきました。 我孫子市は、古くから小規模作業所の育成、支援に取り組んできた歴史があり、平成10年から福祉総合職の採用 を開始し、他市にさきがけて福祉の専門職を配置するなど、福祉に力を入れて取り組んできました。そして、平成21 年4月に障害者就労支援センターが市直営として開設されました。 障害者就労支援センターは、就職準備支援⇒求職活動支援⇒職場定着支援という流れになっていて、それぞれの支 援における大切なことと、さまざまな事例を通して具体的なポイントをうかがいました。余暇活動の支援もしていて、 利用者の方に外出や調理などグループで計画をたててもらって、活動し、振り返りや取り返し可能な失敗を通して生 活のスキルを高めたり、給料の使い方を考えたりしているそうです。 今回講演いただいた内容を、地元でどう活かしていくのか皆さんと考えていきたいと思います。 薮野さん、参加 いただいた皆さん、ありがとうございました。 (美田 俊子 記) |