「第3回笑顔のひろば」
フェスティバル
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11月10日(日)11:00 とりで障害者協働支援ネットワークのアイドルの笑顔ちゃんは、花王ハートポケット倶楽部地域助成金をいただき誕生しました。 TAPのアーチスト宮田篤さんのデザインによるものです。石塚さんとわたしは発砲スチロールの粉砕に悩まされ体中にくっついて、 雪女のようになりながら奮闘し作りました。そんなこんなで出来上がり、かわいい!かわいい!産声をあげ、うちの子が一番かわ いいと思う親心。成長が楽しみです。 やはり、今回の花王の助成金を使って「ボランティア講座」を開催しました。目指すはボランティアを育成するためです。取手 市社会福祉協議会でもボランティアの発掘・育成を考えており、社協嶋村事務局長、小林氏、ネットワークから松澤さん武藤の4 人で取手市内中学校・高校17校を訪問し、講座案内をすると共に若い力を必要としていることをアピールしました。 訪問した中の松陽高校では、卒業生のコンサートや吹奏楽の話になり出演のお願い仮約束も出来、私たちはもう夢見心地でした。 さあ、いよいよ「第3回笑顔のひろばフェスティバル」の開催です。今回も勇ましい太鼓のリズムに乗って「いなっ鼓会」により ますファンファーレ!!障害者が地域で安心して暮らせる社会を目指して、障がい者本人・家族・支援団体・関係機関・ボランテ ィア・市民団体がお互いに交流・連携を持ち協力、協働を進めて行きたいと言う願いの「笑顔のひろばフェスティバル」です。 取手市社会福祉協議会共催ということで福祉交流センター全館を使用。しかも季節の頃合いも良い11月に開催できました。ご配 慮に感謝すると共に厚く御礼を申し上げます。それでは催し物をご案内しましょう。駐車場テント内ではバザー・楽研会(包丁研 ぎ)ロビーでもバザーが開店。子ども向きのものも大好評で賑わっていました。アトラクションの「いきいきヘルス体操」では熱 心な指導士のもと体をリラックスさせました。「マンドリン」の演奏にうっとり、優しい心になり「盲ろう者の落語・コミックシ ョー」では高らかな笑い声が絶えませんでした。松陽高校の演奏の始まりは楽器の調音。先生のOKがでるまでしばらく音出しを し、良い雰囲気です。いよいよ吹奏楽!!2年生20名です。今年人気の出た「じぇじぇじぇ」の曲もあり、ノリノリであっとい う間の演奏。観客は身も心も膨らんでいました。岡田健康福祉部長も学生の演奏にやさしい眼差しを送り聞き入っていました。多 目的ホール内では、参加団体の活動紹介のパネルを展示。つつじ園、障害者福祉センターふじしろのバザーも同時に開催。 館内の1階では、車椅子・シニア体験等の福祉体験教室。防災コーナーでは取手市安全安心対策課員の協力のもと防災グッズの 配布があったのと専門業者の防災関連商品の紹介もありました。「福祉機器の展示、住宅改造相談」福祉の店「小さな家」も開店 し、休む暇もないほど盛況で、障がい者本人も日頃の成果を発揮し対応もすばらしいものでした。喫茶コーナーではコーヒーにク ッキーを添えボランティアがサービスしていました。社協コーナーでは綿菓子が大人気でてんてこ舞い状態でした。2階の「模擬 店コーナー」では給食サービス6団体が実力を発揮した、五目寿司・具だくさんの豚汁の販売があり、多くの方の胃袋と心を幸せ に満たしました。盲ろう体験では、緊張しながらも良い体験となったとの声があり、「福祉相談」はひきこもり、発達障害、精神 障害に関する相談を受け今後に繋げることができました。市内、近隣市町村より約350人のご参加をいただき、人の温もりを実 感した、まさに笑顔あふれるひろばとなりました。 (武藤ほとり 記)
撮影 北条渉・鈴木澄利 |