「盲導犬ユーザー佐藤由紀子氏の講演会」

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 本日の講演 会場の様子   ちょこっとクラブの代表のあいさつ
     
 佐藤 由紀子氏 盲導犬の カンナ  障がい者にとって大事なアイテム


 盲導犬ユーザー佐藤由紀子氏の講演会
  日時:2月25日(水)10:30〜12:00
  場所:取手市福祉交流センター コミュニティルーム・和室
  テーマ:「アイメイトと二人五脚 そしてときどきスマホ」
  講師:佐藤由紀子氏
      視覚障害者 盲導犬ユーザー
      日立市在住 日立市社会福祉協議会評議員
      先天性の緑内障で18歳の時全盲となる。
      1988年、1頭目のアイメイト(盲導犬)との訓練を受ける。
      現在のパートナーは3頭目のカンナ
  内容:・アイメイト(Eye mate)とは「私の愛する目の仲間」という意味です。
      ・私たちは盲導犬を彼らへの信頼を込めてこう呼びます。
      ・見えない私とアイメイトは、どうやって行きたい場所に行くのでしょうか?
      ・外出時は左手にハーネスそして右手にスマートホン、どちらも見えない
       私の強い味方です。!!
      白杖を使用していた時は、歩いていて顔の位置に突出したものに当たる怖さがあったが、
      アイメイト(盲導犬)と一緒であれば、安心して歩くことができます。スマートホンから
      現在の時間を音声で知ることができます。知らない場所にいても、スマートホンから
      200メートル圏内の主な建物や商店を音声で知ることができます。
      この福祉交流センターの周囲には、市役所、取手二中、ソレイユ和菓子店、
      ドコモなどがありますね。行きたいところに音声を頼りに行くことができますよ。
      物の色なども、音声で知ることができます。
      怖いのは、駅のホームです。よくホームから落ちたり、亡くなったりする方もいます。
      心配して過剰にサポートしようとする方がいますが、本当に困っているのか、どのように
      手助けしたらいいかを聞いてください。
      終了後、村上が「私の声を聞いて何歳ぐらいかわかりますか?」と言いますと
      「声だけでは難しい。着ている洋服の色を音声で聞いてある程度年代を判断する
      ことは出来る。しかし、実際の年齢より若く言わないといけませんよね。難しいですね」
      スマートホンやアイメイト(盲導犬)が視覚障害者の大きな支えになっていることを
      改めて知ることができ、いい勉強になりました。
  参加者:30名

                                   撮影 鈴木 澄利