「第14回障害をテーマにした講演会」

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 講師:後藤賢一氏  会場の様子 パワーポイントを使いながら



  日時:3月22日(日)10:00〜12:00
  場所:取手市福祉交流センター 多目的ホール
  テーマ:知的障がいのある子どもたちの就労を目指して
  講師:守谷市教育委員会相談員 後藤賢一氏
  内容:後藤氏は平成23年3月定年退職するまでの36年間、小中学校の
      教職にあった。そのうちの27年間を永山中学校などで知的障害・
      情緒障害特別支援学級の担任をされた。
      1984年(昭和59年)、障害を持った子どもたちの個性との出会いから
      「学力と人格は別のもの」との認識を強く持つようになった。障害を持った
      子どもたち一人一人には素晴らしい“個性”がある。
      一人一人の将来の生活を見通して、@働く生活 A豊かな生活 
      B人と交わる生活について、どういうものかを考え、指導をし学んできた。
      その様子をパワーポイントを使って、また実際の情景を画像で示しながら
      説明があった。
      後藤氏は、子どもたちの就労のための指導だけではなく、企業や団体など
      就職先開拓のため日夜先頭に立って行動しており、そのくだりでは
      ぐっとこみあげてくるものを感じた。そこには接してきた全ての障害を
      持った子どもたちに対して温かい”愛”があるのだなと感じた。
 参加者:16名

                                   撮影 鈴木 澄利