令和4年11月20日(日)、午後1時30分から、福祉交流センター 多目的 ホールにおいて、青木聖久氏(日本福祉大学教授)をお招 きして、講演会を開催しました。
参加者は市民の皆様、ネットワーク会員、精神家族会の皆様など64名の方にご参加頂きました。 講演者の青木先生は、大学生の時のご経験から福祉の世界で生きて行こうと決心されNHKの青春メッセージで、「こころの病を分かって欲しい」と訴えて優秀賞を獲得されています。
講演は、@精神障がいの理解、A知ることは生きること、B生きる・暮らす・よりよく暮らす、Cリカバリー(回復、人生の新たな意味づけ)の4部構成でした。
精神障がいの理解では、統合失調症、うつ病、発達障害、アルコール依存症の特徴に触れられ、見た目にはわかりづ らい事、当事者は100人100様である事、内なる偏見と外なる偏見が現存している事などについてお話頂きました。
リカバリーでは、精神障がい者とご家族に実際にあった出来事を青木先生が追体験されたお話(精神障がいのある人の家族でオロオロしない家族なんていない、等)は、当事者を抱える家族にとって勇気を頂けるものでした。
青木先生は、明るく、楽しく、そして深く、加えて眠気対策を講じる事を講演時のモットーとされており、時おりユーモアを交えた講演は、精神障がいのある人に対する理解を深める意義ある良い機会となりました。 (藤巻 義明 記)
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