取手市福祉交流センター
9月11日午後1時半〜3時半
とりで障害者協働支援ネットワーク主催の「障害者のための防災訓練」は障害者の救済
に特化した訓練です。東日本大震災をきっかけに発行した「障害者のための防災マニュ
アル」を実践的に理解してもらうために毎年開催しています。新型コロナウイルスのた
めにしばらく休んでいましたが、3年ぶりの開催です。感染予防を意識して例年とは若
干内容を変えて進めました。
前半はいつも通りに簡単に前述のマニュアルの発行目的と内容を紹介し、障害別の救済
方法の寸劇を見てもらいました。パニックを起こしやすい知的、精神の方の救済寸劇は
毎年社協職員さんの登竜門です。最高の演技で大盛りあがりでした。
後半は不整地での車椅子介助の方法を見ていただき、駐車場まで移動します。
駐車場では消防本部の協力ではしご車と救急車を見ていただきました。はしご車の乗車
を希望されていた方は35mの高さを体験しました。その後、蘇生のための心臓マッサ
ージとAEDの使い方を披露していただきました。場所をホールに移動して車椅子と人
力での階段降下の方法を動画で見てもらいました。例年は実際に実技を見てもらうので
すが今回は密を避けるために動画で紹介しました。
最後に消防本部と市総務部から総評を頂き、3年ぶりの訓練を無事に終えることができ
ました。
(宮脇 貞夫 記)
撮影 鈴木澄利
|
|