バリアフリー探検隊
【その高さで見ないと分からない ― 車いす体験で感じたバリアフリー】
とりで障害者協働支援ネットワーク主催「バリアフリー探検隊」に、今年も参加しました。気づけば 12
年目 の参加になります。今年は、寺原駅から取手駅まで、実際に車いすに乗って移動する体験。
頭で理解しているつもりでも、実際に車いすの目線で動いてみると、「ここが障害になる」というポイン
トが、はっきり見えてきます。「知っている」と「体験した」は全く違う。本当のバリアフリーは、その目線・その高さ・その感覚を知ることから。常総線・取手駅では車いすでのエスカレーターの乗降方法を実際に見学。その後、再開発で新しくなった取手駅のエレベーターや、リボンとりで・西友前の横断歩道の段差改善について、染野さんの丁寧な説明を聞きながら一つひとつ確認しました。ちょっとした違和感に気づける目と感性、さりげなくそっと寄り添える柔軟さを身につけたい。支えるのではなく、安心を邪魔しない関わり方を選べる人でありたい。
そんな気づきと学びをありがとうございます。 (吉川 記)
上映会 杳かなる
ネットワークが主催する障害者週間行事の一環として 12/7(日)、映画「杳かなる」の上映会を取手市福祉交流センター 多目的ホールで開催し、40
人の方に参加いただきました。映画は 2018 年に ALS
の確定診断を受けた主人公の一人である佐藤裕美さんが、知人を通じて同じ病を抱える岡部宏生さんと知り合った。岡部さんは 48 歳でALS を発症して
18 年。呼吸苦のために気管切開をして人工呼吸器
を装着し、声を失っているため、文字盤を通して言葉を伝えていた。病気の不安を吐露する裕美さんに、岡部さんは、「生きることを一緒に考えたい」と言った。映画では
ALS 患者の不安や葛藤、そして生と死に向き合う姿だけでなく、他の ALS 患者との出会い、家族や介助者との関わりなど明るい日常の側面も含め様々な様子が淡々と描かれていました。
私は ALS がまさに自身で生か死か(人工呼吸器をつけるかどうか)選択を迫られる過酷な病はる気であることをこの映画で初めて知りました。大変な生活を維持していく様子も少し知ることができました。また介助者の方が楽しく仕事に打ち込んでいる姿に感激したり、当事者家族の思いには思わず目が潤んだり、感じることが様々ありましたが、この映画に「生きることを一緒に考えよう」と問い掛けられ、「色々あるけど精いっぱい生きましょう」と励まされたように思います。
(高山 記)
|
|